知能検査であるWISC3(ウィスク3)にはエリクソン迷路という有名な迷路がありました。
さまざまな理由で「迷路」は、WISC4(ウィスク4)に引き継がれることはありませんでしたが、それでも「迷路」は子どもの「空間認識力」を育てるのに、とても有効です。
しかし、昨今、「迷路」をやらない子が非常に増えています。
皆、「迷路」は難しいとかめんどくさいとかという理由で避けているのです。
だからこそ、敢えて時間を作り、発達障がいや学習障がい、グレーゾーンの子ども達に「迷路」をやらせるのです。
勉強が嫌いな子でも「迷路」ならやるのです。
将棋界では非常に有名な藤井聡太(ふじいそうた)七段は、幼少期にずっと「迷路」をやっていました。
チラシの裏に何時間もずっと「迷路」を書いていたのです。
迷路は、WISC3には検査項目としてありました。
色々な理由で迷路はWISC4には、検査項目としては外れたのですが、
それでも「迷路」は子どもの認知発達に良い効果を生むのです。
迷路をやることによって、WISC4(ウィスク4)検査のPRI(知覚推理指標)のアップが見込めます。
PRI(知覚推理指標)が低い子どもは、どんどん迷路をやらせてみてください。