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265【勉強】#135 うちの子は好きなことしかやりません。やらせ続けてよいのでしょうか。

皆さん、こんにちは。

 

発達障害ラボ室長の車重徳です。

 

さて、こんな質問を頂きました。

「うちの子は好きなことしかやりません。やらせ続ければよいのでしょうか。」

 

というものです。       

 

 

 

 

僕も好きなことばかりかなと思います。

僕、片付け苦手です。

だから 僕は倉庫みたいな部屋に住んでいます。
本も結構あるし、ビビると思います。

人を招くような部屋ではないですね。

 
結論言うと、それでもやらなくちゃいけないことってありますよね。
そのやらなくちゃいけないことをルーティンに織り込むか、または環境調整で好きなことをできるようにしちゃうみたいな感じなんです。


例えば、本を読むのは嫌いだったとします。

本を読むことは嫌いだったら、本を読まなくていいかっていうと、 もし読む能力があるんだったら、読んだ方がいいです。

例えばVCIとかPRIWMIWISCで言うと必要になります。

それが低いわけでないのであれば、本を読む能力はあります。

 

 

 


でも、家にいたら、ついついゲームやっちゃう、漫画見ちゃう、アニメ見ちゃう、Netflix見ちゃうってなると思います。
だから図書館に行きましょうみたいな感じです。

環境調整で考えると、ルーティンで考えると、最も簡単だと思います。

 

例えば朝起きたら歯を磨く、顔を洗うとかです。

洗うことが好き嫌いとかって、そんな似ないと思います。

もうルーティンになってしまえば、寝ぼけまなこでも顔を洗うみたいな。
冬は水が冷たいとか、あるかもしれないですが、お湯出せばいいだけです。

 

もうルーティンに折り込んじゃうことができればいいのですが、織り込めることと織り込めないことっていうのがあると思います。
織り込めないことは、その場に行って、その場しかできないです。

要は、映画館行ったら、もう映画見るしかないよね、みたいな形に織り込みます。

環境調整していくしかなかったりするということです。

 

 

 

あとは、誰かと一緒だと、全然勉強好きじゃない、興味ないけど、でもやるっていうケースがあります。

やっぱり お友達と勉強するのが楽しいみたいな。

お勉強であれば、そういった形を持っていくのも1つです。
だから、うんこドリルってすごく優秀ですよね。

お勉強が嫌いだったとしても、小学校低学年ぐらいで、うんこって聞くと、もうおかしくてしょうがないです。

 

うんこの何がおかしいのか、僕はわかんないです。

「象が大きなうんこをした」でゲラゲラ笑います。

それで、ゾウという漢字を覚えるってすごいですよね。

 

人気から、うんこドリルの算数も出ました。

そうすると、もうくだらなくてゲラゲラ笑っちゃうから、そのドリル開きます。

開けばやります。

もしくは読みます。

漢字って読めなきゃ書けないんです。


もう1回読みます。

読めなきゃ書けない。

だから、読むというのがまずは大事なんです。

 

読めない漢字を書けても、書けることにはならないです。

読めなければって考えると、どんなくだらない文章だろうが、その象という漢字であれば、読めたってことは、覚えるためのワンステップを踏んだっていうことに繋がるんです。
だから、ありなんです。

 

 

 

 

だから、あれはよくできているなと思います。

ある子は、書くのが嫌いでもキラキラしたボールペンとかペンを買って、書くことに取り組めるようにしたりとか、可愛いイラスト付きのノートを買って、そのノートを使うのが楽しみになったりしました。

このように、何かが楽しみみたいなことがあればいいと思います。

 

女性だと、新しい化粧品買ったりとかすると、使うのが楽しみってあると思います。
いい匂いがする可愛いハンドクリーム買ったから、なんか塗るのが楽しみみたいな。

同じように、何か楽しめそうな、楽しみにつながるようなこともうまくくっつけていくっていうのもありです。

 

そんな感じで、どう照らし合わせていくのかっていうのを考えていきます。

大体お勉強だと思いますが、お勉強が嫌い、やだ、できないとかであれば、何が揃えばお勉強できそうなのかっていうのを構築していくっていうような形になるのではないのかなと思います。

それと好きなことをうまく組み合わせることができれば鉄板です。

 

だから、好きなことをやらせるっていうのは前提です。

前提だけど、やらなくちゃいけないことっていうのは、別にあると思います。

やらなくちゃいけないことと、好きなことを、うまくくっつけることができるのか、くっつけることができないのであれば、環境調整、もしくは、ルーティンにねじ込むっていうようなことをまず、やってみてください

 

いかがでしょうか。

 

 

 

 

発達障害ラボ

室長 車重徳

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