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268【ADHD】#138 先日、ADHDの診断を受けました。お薬は飲んだ方が良いのでしょうか。

皆さん、こんにちは。

 

発達障害ラボ室長の車重徳です。

 

さて、こんな質問を頂きました。

うちの子は先日ADHDの診断を受けました。お薬が出ています。お薬は飲み続けるものなのでしょうか。」

 

というものです。       

 

 

 

 

ADHDは注意欠陥多動性障害、注意欠如多動症と言います。

基本的には不注意、多動、衝動性を合わせ持っているというところです。

ADHDは良くないっていう風に捉える人がいますが、ADHDであっても成功している人はたくさんいます。

要はメリハリがきけばいいです。

 

もうお分かりかもしれませんが僕ADHDです。

結構強めのADHDです。

だから僕もじっとしていられないです。

 

例えば何か覚えるときも、じっと座って何か覚えるとかってダメなんです。

何していたかというと、歩きながら英単語を覚えるとか歩きながら何か覚えるじゃないとダメです。

一応、脳科学上記憶の観点から考えると、歩きながら覚えるとか、何か体を動かしながら覚えるって理にかなっています。

 

ADHDって悪くはないですが、ただ2次障害としてお勉強できませんっていうのだけは避けなければいけないかなと思います。

やっぱりお勉強はしておかないと、これからさらに移り変わりの早い社会になっていきます。

あとは、土の時代ではなく風の時代に入るということで情報感度高くしておかないとです。

様々な情報を取捨できないと困りますよねというところです。

 

メディアの話だけに流されちゃったり、自分の都合のいいことだけ信用してしまう、信頼してしまうとか、誰かを信頼しすぎて後々問題に発生することになります。

 要は自分で決めないとダメだよねっていう話です。

 

 

 

 

そのためにはお勉強っていうのがやっぱり必要基礎知識です。

結論言うと、お医者さんが出したのであれば、ADHDのお薬飲み続けた方がいいです。

出されたけど飲みたくないのであれば医者に言って必要ないということを言わないとダメです。

当然、僕は心理士なのでお薬も出せません。

 

医師の診断を本当かなって思う時は、仮にあったとしても診断ってお医者さんしかしちゃいけないので、僕が何か言うっていうのはやっぱり許されないです。

お薬も飲んでからすぐ効くお薬じゃないです。

鎮痛剤とかであればすぐに効くものもありますが、精神に作用するお薬って効かないです。

早いと23週間とか1ヶ月とか、遅いとね23ヶ月かかります。

 

飲まないのであれば、きちんとお医者さんに伝えた上でということが必要です。

あと自閉症もADHDも全部そうですが、お薬飲んだら治りますっていうものではないんです。

治る治らない論争っていうのはありますが、基本的に言ったらADHDって特にですが、お薬を飲んで症状を落ち着かせているその間にSST(ソーシャルスキルトレーニング)をやってくださいっていうことになります。

 

 

 

 

SSTやらないとダメです。

要は落ち着いている間に様々な場面で適切な行動を身につけられるようにするっていうのをやります。

ただただお薬飲めばいいかっていうとそうじゃないです。

ADHDの子はSSTの方が場合によっては大事だったりします。

 

どういう場面でどういう行動を取ればいいのか、人はどういう時にどういう気持ちになるのかとか、そういった社会的な対人常識も含めた対人関係も含めた一般常識っていうのを入れていく必要があります。

じゃあ、それってどこで身につけられるのかというと、支援級がある学校さん、または支援級に通えるぐらいであれば特別支援学級に入れるっていうのが1つです。

そこでやっているのであればです。

やらないところもあります。

あとは手帳がなくても受給者証というのを得ることができます。

 

それを得ることができるのであればSSTを強化している放課後等デイサービスっていうところがあります。

小学校に入る前の子であれば、お薬出るっていうのもあんまりないとは思いますが児童発達支援っていう名前になりますが、放課後等デイサービスSSTに強化しているところがあります。

ただお預かりだけとか、ずっとゲームやらせているとか何もしないところもあるので、そこは取捨していただく必要があるのかなって思います。

 

 

 

 

もし、手帳もなくIQも高く、SSTだけ身につけたいっていうのであれば、集団行動を身につけられるようなコミュニティーに入れちゃうというのも1つです。

コミュニティーってなんですかって、色々ありますが、 過去1番効果があったのはボーイスカウトとかガールスカウトかなと思います。

当然、小学生であれば小学校6年生の男の子をトップとして班が組まれます。

 

自分の方が後から入ったとしても先輩が後から入ったとして、自分より年下の子が出てきたら、その年下の子の面倒まで見なくちゃいけないっていうのは当然デフォルトとして決まっています。

チームの輪を乱さないようにしなくちゃいけない、チームで協力しなくちゃいけないとかっていうのは、絶対あります。

 

そういったボーイスカウトみたいなところとか、好きであれば野球とかサッカーとかでもいいです。

ルールを守って、集団行動で何かしなければいけないなんていうところに席を置くと学ぶことができたりもします。

そんな感じでやっていくのも1つかなと思います。

あとは、オンラインでソーシャルスキルトレーニングもしくは年齢わからないので、なんとも言えないんですが、年齢によっては認知行動療法をやったりしてくれるところもあります。

認知行動療法をオンラインでカウンセリングを受けながら、適切な行動に結びつけていけるような思考を身につけていくっていうようなやり方もあるのかなと思います。

 

いかがでしょうか。

 

 

 

 

発達障害ラボ

室長 車重徳

 

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