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PRI(知覚推理指標)が低い子の対応法_流動性知能

 

皆さん、こんにちは。

発達心理サポートセンターの
心理士/カウンセラーの
車  重徳です。

ここでは、HPでは書ききれない
WISC4(ウィスク4)検査についての
さまざまな情報を書いていきます。

さて、今回は
WISC4(ウィスク)検査の
4つの指標得点
・VCI(言語理解指標)
・PRI(知能推理指標)
・WMI(ワーキングメモリ指標)
・PSI(処理速度指標)
のうち

PRI(知覚推理指標)について
書いていきます。


PRI(知覚推理指標)はとても
大事な能力です。

ざっくり言えば
PRIは「応用力」なのです。

では、応用力とは
どういった意味なのでしょうか。

応用力を辞書でひくと
「物事を応用する能力。
ある物事を別のことにも当てはめて
うまく活用する発想」
ということが書いてあったりします。

応用力がないと
類似の作業や行動が
全て初めての行動になるので

・人よりも多く緊張してしまう
・パターン化がうまくいかず、上手に処理できない

ということが起こるうるのです。

 


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人は誰でも
・新しいこと
・初めてやること
には緊張を覚えますよね。

しかし、似てような経験があれば
その似たような経験を核として
パターン化して捉えることができ

仮に初めてのことだったとしても
既に既知の事実として
処理することできるようになるのです。


例えば、料理の際、
包丁で何かを切りますよね。

ネギの切り方を学び
ネギを千切りで切りました。

その後、きゅうりを切る必要が出ました。

PRI(知覚推理指標)がある子の場合は
きゅうりもネギも細長いから
同じ切り方で良いだろうと、

そのまま千切りするのです。

しかし、PRIが低い子は
ネギときゅうりは別物と考え
きゅうりはきゅうりで切り方を
学ぼうとするのです。


これは、算数や数学で考えると
さらに分かりやすくなります。

演算子(+-×÷)や考え方が同じであれば
数字が異なったとしても
基本的な解き方は同じなはずです。

しかし、PRIが低い子は
全て「別物」と捉えてしまうのです。

応用が利かないため
1つ1つの問題を新しいものとして
捉えるのです。

その結果、人よりも
・答えを出すのに時間がかかる
・出した答えの正答率が下がる
のです。

周囲の友人と比べて
・時間もかかり
・正答率も下がる
とどうなるのか。。。

自分に自信を失くすのです。

自分に自信を失くすというのは
「自己肯定感を下げる」
ということを意味します。

そして、最終的には
新しく取り組むことが恐ろしくなり

チャレンジをしなくなるのです。

チャレンジしないと
新しいことへの成功体験を
得ることができなくなります。

そこまでいくと
負のスパイラルです。

 

 

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こういったPRIが低い子には
最初から「パターン化」して
教えてあげるべきです。

パターン化する前には
ルール化が必須です。

その手法も一緒に教えるのです。


全てのものごとには
何らかの因果関係があり

その因果関係を把握することにより
初めての事象に相対する恐怖や不安を
消し去ることができ

結果として
良い行動をとることが可能になるのです。


PRIが低い子に対して
是非、試してみて下さいね。

 

 

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発達心理サポートセンター

心理士/カウンセラー 車重徳