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006【WISC-Ⅳ】WISC-Ⅳ (ウィスク4)検査は何歳から受けられるのか

 

今回は、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査についての
お話です。


多くのママさん、パパさんが
お子さんのことで悩んでいます。

何について悩んでいるのかというと
子どもの問題行動で悩んでいるのです。



・発語が遅い
・お友だちち遊ばない
といったことから

・親の言うことを聞かない
・片付けをしない
・時間を守れない
など生活面に関してのお悩みまで

色々なご相談をいただきます。

 



【子どもの問題行動について表明的な解決をしても本当の解決にならない】

さて、では質問です。

お子さんはなぜ、
そのような行動をするのでしょうか。



それは、
・だらしがないから
・性格だから
・忘れちゃうから
なのでしょうか。

だらしがなくての
そこを改善したいから

怒ったり叱ったり
悩んだりしているのですよね。



性格だからで片付けてしまうと
その先、なかなか進まないと思います。



なぜなら、人の性格を変えるのには
ものスゴク時間がかかるからです。



忘れちゃう、、、



これは、常にメモをとらせますか?
日常の全ての場面で
メモを持参させるのでしょうか。



トイレの時も食事の時も
当然、ゲームをしている時も
メモを傍らに置いて

その時々の行動を行うのでしょうか。



あまり現実的ではない気がしてしまいます。

そもそも論として
子どもの問題行動について
表明的な解決をしても
本当の解決にならないのです。

では、本当の解決に向けて
どんなことを行えば良いのでしょうか。

 

 

 

《WISC-Ⅴ検査の低い指標の伸ばし方はこちらから》

 

 

 

【WISC4(ウィスク4)検査で子どもの問題行動の原因が分かる】

ここで、結論を言いましょう。

WISC4(ウィスク4)検査で
子どもの問題行動の理由が
分かります。



具体的にいうと、こうなります。



なぜ、子どもが親の言うことを
聞いて行動しないのか
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査で分かります。

なぜ、子どもが片付けをしないのか
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査で分かります。



なぜ、子どもが時間を守れないのか
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査で分かります。


これらのこと以外にも
なぜ、子どもが勉強をしないのか
なぜ、子どもがゲームを止めないのか
ということも

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査で分かるのです。



なぜ分かるのか、
その詳細等は、別のブログで書きますね。

 

 

 

《発達障害児の支援方法について学びたい方はこちらから》

 

 


【WISC-Ⅳ検査の適用年齢は】

ここまでお読みの方であれば
「ウチの子にもWISC-Ⅳ検査を
受けさせたい!」
と思うでしょう。



しかし、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査には
適用年齢というものがあります。



WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の適用年齢は
5歳〜16歳11ヶ月
までです。



では、17歳以上の子どもは
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を
受けることができないのでしょうか。

正解は、YESでありNOです。

どういう意味かというと
17歳以上の子どもには
WISC-Ⅳ検査と同じ考え方を持つ

WAIS-Ⅳ(ウェイス4)という
検査が存在するのです。

 


正確には、WAIS-Ⅳ(ウェイス4)検査は
16歳〜90歳
まで受けることができます。



実は、5歳に満たない
幼児さんにも幼児さん用の検査があります。

それは、WPPSI-Ⅲ(ウィプシ−3)という検査です。

この
・WPPSI-Ⅲ(ウィプシ−3)
・WISC-Ⅳ(ウィスク4)
・WAIS-Ⅳ(ウェイス4)
の3検査をまとめて

ウェクスラー式検査3兄弟
などという方もいます。




各々の検査の詳細は
また、別の記事で書きますね。

 

 
それでは、また。。。

 

 

 

《WISC-Ⅴ検査を自分で実施したい人はこちらから》 

 

 

 

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発達障害ラボ

室長 車重徳