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発達障害(がい)を抱える子の高校進学とは


小学校、中学校と
色々ありながらも
なんとかやってきた我が子。

大変な時期はありましたが、
いよいよ中学3年です。

ここで、受験という
一大イベントです。

高校からは義務教育から外れます。


発達障害や学習障害、
グレーゾーンの子どもは
どんな高校を選べば良いのでしょうか。

今回は、高校の選び方を
ご説明いたします。


【高校の種類は全部で3種類】

中学校を卒業して
普通に公立や私立の高校に
入学した方は

高校に種類がある
ということを
あまり認識していないと思います。

実は、高校とは
・全日制高校
・定時制高校
・通信制高校
の3種類だけなんです。

したがって、高校に該当する
過程があったとしても

学校教育法上、厳密には
・高等専修学校
・高等専門学校
・義務教育学校
などは、高校ではないのです。


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【普通級在籍の子が高校で配慮を求めるか?】

さて、発達障害や学習障害、
グレーゾーンの子どもですが、

普通級(通常学級)に在籍している子どもと
特別支援学級に在籍している子どもでは

そもそもとして
選択肢が変わります。

普通級(通常学級)に在籍している子は
どんな高校でも選べます。

しかし、ちょっと変な言い方ですが、
いわゆる「普通の子」として
高校に入学するので

発達障害や学習障害があっても
「配慮」してもらえない可能性があります。

高校側に「配慮」を求めるのであれば
入学相談など
前もって、話をしておく必要があります。

もし、発達障害や学習障害を
告知できない理由があるのでれば

高校側に全く「配慮」は求めない
覚悟が必要です。


何度もいうように
高校は義務教育ではないのです。

そのため、特に公立高校は
無理に卒業してもらう必要はないのです。

その点、私立高校の方が
「配慮」してくれる可能性高いです。

なぜなら、私立高校は
生徒が一人退学してしまうと
・一人分の授業料(売上)が下がる
・退学者がいると「面倒見」という点では評判が下がる
からです。


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【特別支援学級に在籍している子どもの進路】

では、特別支援学級に在籍している
発達障害や学習障害の子どもの
高校選びはどうすれば良いのでしょうか。

まず、特別支援学級に在籍している
ということは

通知表に「5、4、3、2、1」が
付いていないと思います。

もし、各教科の評価があるのであれば、
前出の普通級在籍の子どもと同じと
お考えください。


特別支援学級に在籍している
という子どもが選べる高校は
下記の3種類です。

・通知表の評価を気にしない私立高校
・通信制高校
・高校ではないが、特別支援学校の高等部


通知表の評価を気にするかしないかは
高校のパンフレットや募集要項には
書いていないです。

個別相談会などで
直接、入試担当にお聞きください。

通信制高校であれば
多くの高校が
特別支援学級の生徒の
受け入れをしています。

詳しくは、「通信制高校」に関する
記事をお読みください。


さて、最後の特別支援学校の高等部
という選択肢ですが
こちらはどうなのでしょうか。


【特別支援学校 高等部という進路選択】

子どもが特別支援学級に
在籍している場合は

特別支援学校という
進路選択を進められる可能性があります。

さて、ここで問題のなるのは
その子は障害者手帳、

すなわち療育手帳は
持っていますか、というものです。

療育手帳は、
東京都では、愛の手帳、
埼玉県では、みどりの手帳、
とも言われています。

療育手帳がない子は
まず、特別支援学校の高等部に
入学できない可能性があります。

そして、特別支援学校の高等部という
進路選択をするということは

その子どもは、これからの人生、
「障害者として生きていく」
ということです。

それが良いとか、悪いとか、
そういったことではありません。

情報として
特別支援学校に行くということが
どういう意味を持つのか

ちゃんと持っておいた方が
良いという意味です。


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【特別支援学校 高等部を卒業した後はどうなる?】

子どもが特別支援学校 高等部を
卒業したあとは

当然、就労になります。

就労にあたっての選択肢は
次の5点になります。

・一般企業の障害者雇用枠
・特例子会社
・就労移行支援
・就労継続支援A型
・就労継続支援B型

障害者雇用枠や
特例子会社については、

別の記事でご説明致します。


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発達心理サポートセンター
心理士/カウンセラー 車重徳