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036【高校】通信制高校の単位修得のしかた

 

発達障がいを抱える子どもの

進路選択として

 

通信制高校が挙げられます。

 

 

そもそもとして

このケースは、

 

子どもの発達障がいが

・特別支援学校に行くほど重くはない

・手帳を所持していない

・グレーゾーン

・しかし、公立高校には合格できない

・もしくは、公立高校だと卒業できない

場合での選択肢となります。

 

 

通信制高校といっても

種類は色々あります。

 

 

ここでは、通信制高校の

単位修得の仕方、

 

そして、発達障がいを抱える子どもは

どういった通信制高校を選ぶべきかを

記載していきます。

 

 

 

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【単位修得とは…】

 

そもそも高校は

義務教育ではありません。

 

 

そのため、小学校や中学校のように

・登校しない

・テストも受けない

・提出物を何も出さない

という状況では

 

卒業できないのです。

 

 

高校というものには

「単位」というものがあります。

 

 

この「単位」は

いうなれば1年間の勉強量なのです。

 

 

どのくらい勉強したのかを

「単位」というもので表しているのです。

 

 

その単位ですが、

勉強量を表しているので

取得ではないのです。

 

 

正式には、単位は「修得」なのです。

 

 

通信制高校の中では

単位を取得としている学校もあります。

 

 

その学校は、知識が足りないかもしれません。

注意が必要ですね。

 

 

 

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【通信制高校での単位修得の3要件】

 

通信制高校では、

単位を修得しなければなりません。

 

 

その際に、やらなければならないことがあります。

 

 

それが、単位修得の3要件なのです。

 

その3要件とは下記の通りです。

 

1)規定枚数のレポート提出および合格

2)規定時数のスクーリングの参加

3)単位認定試験での合格

 

 

上記の3つが、通信制高校で

単位を修得するための

3要件となります。

 

 

 

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【通信制高校を選ぶ際に気にかけること】

 

では、発達障がいを抱える子どもは

通信制高校を選ぶ際に

何を気を付けるのでしょうか。

 

 

まず、第一に登校制の学校かどうかです。

 

 

上記に記載した

通信制高校で単位を修得する3要件にも

あった通り

 

単位を修得する際に

レポートというものを

こなす必要があります。

 

 

そのレポートですが、

問題がたくさん書いてある

課題プリントのようなものです。

 

 

内容は、教科書を元に

作られていますが、

 

その教科書は、高校生の内容です。

 

 

当然ですよね。

高校生なので、高校の教科書なのです。

 

 

 

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課題プリントは

高校の教科書から出題されるので

教科書を自分で読んで

 

高校生の勉強の内容が

ある程度理解できないと

課題プリントを進めることが難しいのです。

 

そこで、毎日通える通信制高校で

その課題プリントの解き方等を

教えてもらうのです。

 

その他にも気を付ける点はありますが、

長くなるので別の記事に書きますね。

 

では。。。

 

 

 

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発達障害ラボ

車 重徳