055【WISC-Ⅳ】WISC-Ⅳ検査の読み方(VCIの結晶性能力編)

 

前回、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査にある

4つの指標得点の1つ、

VCI(言語理解指標)の記事を書きました。

 

 

その際、言語概念についての

お話を書かせていただきました。

 

 

今回は、その続きです。

 

 

 

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【WISC-Ⅳ検査のVCI(言語理解指標)から分かること】

 

さて、前期にも記述した

VCI(言語理解指標)から分かることは

 

① 言語概念形成(結晶性能力の一部)

② 言語による推理力・思考力(流動性能力)

③ 言語による習得知識(結晶性能力の一部)

 

です。

 

 

 

今回は、①や③にある

結晶性能力について

書いていきます。

 

 

 

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【結晶性能力とはなにか?】

 

知能はまだちゃんとは

解明されていません。

 

 

それは、脳の仕組みがまだ

ちゃんと解明されていないからです。

 

 

しかし、その知能は

・結晶性知能

・流動性知能

とする考え方があります。

 

 

それが

・結晶性能力

・流動性能力

と変換されているのです。

 

 

では、結晶性能力とは

いったい何なのでしょうか。

 

 

結晶性能力は

・学習の結果、身に着けたもの

・特別な体験の結果、学んだもの

を指します。

 

 

そして、その結果、身に付いた

知識や情報は長期記憶として

保持され続けます。

 

 

 

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【結晶知能や結晶性能力はどのくらい伸びるの?】

 

結晶性能力というと

少し分かりにくいかもしれません。

 

 

しかし、結晶性能力は

・学習の結果、身に着けたもの

・特別な体験の結果、学んだもの

を指すため

 

学び続ける限り、

体験、経験し続ける限り

 

能力は上がり続けるのです。

 

 

 

よって、学べば学ぶほど

知能として上がるのです。

 

皆さん、ずっと学び続けましょう!

 

 

 

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発達障害ラボ

車 重徳