· 

087【WISC-Ⅳ】アンダーアチーバーって何?

 

皆さん、こんにちは。

 

 

発達障害ラボの車重徳です。

 

 

 

さて、こんな質問をいただきました。

 

 

 

先日、ウチの子どもの

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をとりました。

 

 

検査結果は、普通でした。

 

 

しかし、勉強は極端にできません。

 

 

 

そこで、心理士さんに

「お子さんは、ンダーアチーバーですね。」

と言われました。

 

 

 

アンダーアチーバーとは

いったい何なのでしょか。

 

どうすれば、子どもは

勉強するのでしょうか。

 

 

今回は、この質問

お応えいたします。

 

 

 

 《WISC-Ⅴ検査の低い指標を伸ばしたい人はコチラをクリック》

 

 

 

 

それでは早速、結論です。

 

 

アンダーアチーバーとは

「知能」は問題ないのに

勉強が全くできない子ども

のことを指します。

 

 

 

知能は問題ないといっても

特に基準があるわけではありません。

 

 

 

たとえば、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査において

FSIQ(全検査IQ)が●●以下で

 

勉強ができないのであれば

アンダーアチーバーである、

 

というような基準はないのです。

 

 

 

では、どうやってアンダーアチーバーかどうかを

判断すればよいのでしょうか。

 

 

 

また、勉強ができないとは

どれくらいできないのでしょうか。

 

 

 

《発達障害児の支援方法を学びたい人はコチラをクリック》

 

 

 

 

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査で

知能を測った際に

 

 

勉強がどのくらいできるのかどうか

を調べる指針に

 

 

WISC4検査の記述分類

活用することが可能です。

 

 

 

その記述分分類とは

下記のとおりです。

 

 

 

合成得点 分類 理論上の割合(%)
 130以上 非常に高い 2.2
120~129 高い 6.7
110~119 平均の上 16.1
90~109 平均 50.0
80~89 平均の下 16.1
70~79 低い(境界線) 6.7
69以下 非常に低い 2.2

 

この表からみると

もし、お子さんのFSIQ

90以上あれば

 

理論値上は、ふつうに勉強が

できるはずなのです。

 

 

しかし、もしお勉強が

極端にできないのであれば、

それは、アンダーアチーバーの可能性が

あるのです。

 

 

 

では、アンダーアチーバーの子どもは

なぜ、そうなってしまったのでしょうか。

 

 

 

また、対策はあるのでしょうか。

 

 

 

少し長くなってしまったので、

対策については

また別の記事で書きましょう。

 

 

 

では。。。

 

 

 

《WISC-Ⅴ検査のとり方を学びたい人はコチラをクリック》

 

 

 

★★

発達障害ラボ

車 重徳

 

《車重徳の無料ラジオはコチラをクリック》