皆さん、こんにちは。
発達心理サポートセンターの
心理士/カウンセラーの車重徳です。
本日、2月10日(木)は
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査
の発売日です。
WISC4検査の発売は
2011年1月なので
11年振りの改訂です。
WISC-Ⅲ検査からWISC-Ⅳ検査に
改訂された時は
とても大きな変更になりました。
WISC3までは
・言語性尺度
・動作性尺度
で子どもの能力をみていたのですが、
WISC4からは
・言語理解指標
・知覚推理指標
・ワーキングメモリ指標
・処理速度祖票
という4つの指標から
子どもの能力をみる
という大きな変更です。
WISC5検査では
3から4への変更のような
大きな変更はないでそうです。
しかし、4つの指標得点である
・言語理解指標
・知覚推理指標
・ワーキングメモリ指標
・処理速度指標
はWISC5検査では
5つになります。
その5つとは
・VCI(言語理解指標)
・VSI(視空間指標)
・FRI(流動性推理指標)
・WMI(ワーキングメモリ指標)
・PSI(処理速度指標)
となるのです。
では、今回、新しく出た指標
・VSI(視空間指標)
・FRI(流動性推理指標)
はどういったことなのでしょうか。
VSIは、図形の回転や
形の整理など
非言語的タスクで
推論する
子どもの能力を測定します。
また、FRIは、
今まで入手した知識とは
無関係の問題を
解決する子どもの能力を測定するのです。
このFRIの数値が高いと
初めて出会うような
新しい場面に対応する力が
強いということになります。
4月からは
新年度になります。
それまでに
少しでもFRIを高めて
新年度からの学校生活に
うまく馴染んでもらいたいですね。
では。。。
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