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143 【不登校】 #215 子供の昼夜逆転が直りません

皆さん、こんにちは。

 

発達心理サポートセンターの心理士/カウンセラーの車重徳です。

 

さて、こんな質問を頂きました。

「子どもが昼夜逆転で困っています。このまま学校に行けるかどうか心配です。」

 

というものです。

 

 

 

 

昼夜逆転、今、春休み中です。

朝起きる用事がなければ起きれないです。

 

私自身も何も用事がなければ昼過ぎまで寝ています。

私もそうなので人のことは言えません。体内時計の話はご存じでしょうか。

 

人間の体内時計は24時間ではないことはご存じでしょうか。

体内時計は実は25時間です。

 

時計を見ないで暮らすと、必ず体内時計によって1時間ずつ寝る時間が遅くなっていく。

それはそういうものだと思ってください。

 

1日に1時間ずつずれていくとどうなるかというと、1日に1時間ずつというわけではないが、もし仮に、1日1時間ずつ遅くなっていくのであれば24日たつと1周します。

 

昼夜逆転している人であっても、楽しいイベントがあれば起きれます。

 

夜何時に寝ようが、明日ディズニーランドに行くとなれば起きます。

 

そこで力業で1回戻します。

 

どんなに眠かろうが、寝ないで住む場所、家にいて自分の部屋にいれば、いつでもベットに入れてだらだらしてしまうので、外に出て寝れない場所、ディズニーランドではそんなに寝れないですので、そこで力業で1回戻すしかありません。

 

後は、学校が楽しみの場所であれば、行きます。

 

昼夜逆転が治らないのが続くのであれば、学校が楽しい場所であると感じ取れていない可能性があります。

 

不登校の原因を考える必要があります。

 

 

 

 

不登校の原因は何かと考えると、3つあるといつも伝えています。

 

1つは勉強が苦手。授業について行けない。2つ目が、友達とのトラブル。お友達とうまくいっていない。3つ目が先生との相性。先生がなぜか、自分にばかり怒ってくる。みんなも悪いのに、自分にばかり怒ってくる。自分を目の敵にされている。

 

それであれば、それを解決する必要があります。ですので話が変わってきます。

 

私も学校に行っていませんが、やることもなかったので学校には行きました。

 

やることなければ学校に行きます。家にいてNetflixを見たり、YouTubeを見たり、ゲームをずっとやってばかりで、怒る、怒らないではなく、それがあるから家にいるのであって、なにもなければつまらなくて学校に行きます。

 

自分の家は貧しかったので、親も働きにでて、貧しいのでゲームもありません。

昔なのでPCもありません。テレビはありましたが、テレビはつまらない、なにもやることがありません。寝るか、天井見つめているか、何秒息を止めていられるか、それしかありませんでした。

ですので、それでも学校には行きませんでしたが、勉強はしました。

家に何もなければ、することがないので勉強はしますが、ゲームを子どもに買ってしまいました、というのであれば、もう仕方がないので、ルールを決める。

 

ルールを守らないということもあるので、ルール決めをしている家もある一方、していない家あると思います。ゲーム依存症になることもあるのでそれも考えて、ゲームを買って、ルールを決めなければいけません。

 

もし、ルールを決めないまま来たのであれば、ゲームを超える楽しいものをどうやって見つけさせていくのかが必要である。

 

 

 

 

18歳になれば、大学に行くか、働いてもらって家から出てもらうよとあらかじめ伝えておく。それも1回ではなく、何回も言い続けるということをしないとだめです。「うちの子はこんな状態で働けない、不登校で働いていない。社会に出したら何をするか分からない、かわいそう」と言って、ずっと家にいた子もいました。  

 

私は、後々つらくなると思います。20歳になっても、30歳になっても不登校になった子どもが家にいて、ずっとだらだら暮らしている。

 

そのうち、子どもが50歳、60歳になって、親が70歳、80歳になる。

 

10年社会との接触がなかったら、そのあと急に社会との接点を持ち始めるの怖いと思います。

 

どんな会話をすればいいか分からないし、バイトもきついのではないでしょうか。

それに、やっても続かないです。早い段階でなんとかしていればと思うのですが、「今のうちの子は働けないし、外に出すのはかわいそうだ、学校の被害者だ」とか、仮に学校の被害者だとしても、子どもが50歳までだらだらとして、親が70歳になって、私はそれでいいんですかと思ってしまいます。

 

だから、親御さんが働きに出て、子どもが家にいて昼夜逆転しているのであれば、打てる手は、何か楽しいことを見つけて朝起きるようにするしかありません。それもままならないのであれば期限を決めて、何回も何回も子どもに伝え続けて、その上でその期限がきたらスパッと断ち切る。とあるご家庭では、大学・専門学校にいかない代わりに、一人暮らしする部屋を用意して、アルバイトを決めるまでのサポートをどこかにしてもらって、ひとり暮らしをさせているご家庭がありました。

 

「そんなことをしたらうちの子は料理を何も作れないから飢え死にしてしまう」という人もいたが、それなら料理の仕方を教えればいいですし、飢え死にするもしないのも自分で働いて、そして、1か月分の食費をあたえればいい。大学に4年間行かせるのであれば、敷金、礼金、家賃で20万円ぐら用意してあげて、その先決めていればなんとかなります。

 

そのお金だけ与えて離れるのも一つの手だと思います。

 

人間は切羽詰まらないと、動かない。

 

夏休みの宿題も明日から始業式だとならないと動かない人もいます。

それは仕方がありません。その人の性格、特性です。

 

子どもの不登校に振り回されるのはおかしいし、仕事をやめるのもよくありません。

母親が24時間一緒にいたら子どもの昼夜逆転が治るのかといえば、そういうものではありません。生活もままならないです。

 

親は親の生活、人生があるのでどこかでスパッと切ることが大切です。

 

いかがでしょうか。

 

 

 

 

発達心理サポートセンター 

心理士/カウンセラー 車重徳

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