皆さん、こんにちは。
発達障害ラボ室長の車重徳です。
さて、こんな質問を頂きました。
「うちの子は勉強しません。どうしたら良いのでしょうか。」
というものです。
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結構多くの方のお悩みかと思います。
そうは言いますが、学生時代ガンガン勉強していましたか。
勉強しろと言われていましたか?言われていませんでしたか?
僕は勉強していないです。
もしやっていたのであれば、同じレベルを求めているのかどうなのかというところです。
勉強を勉強と思った瞬間、勉強=つまらない、つまらないからやりたくないという意見てあります。
勉強は面白いと言っても面白いとは思わないと思います。
本人がどう感じるかです。
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例えば、音楽で考えます。
僕はハードロックやヘビーメタル、パンクが好きです。
勉強やっている人は勉強を勉強だと取られていません。
やらなければいけないことという必須項目に持っていきます。
皆が嫌いなのは暗記です。
英単語の暗記や漢字の暗記をお勉強できる人や偏差値高い人はそれってそもそも勉強ではないと言います。
繰り返し見ているだけで覚えるからとにかく歩きながらとか、空き時間に繰り返し見てルーティン化してしまうと言います。
お勉強をやりなさいと言われて、嫌いなものをやるのは嫌だし、僕は嫌いな食べ物は食べません。
嫌なものは嫌です。
だから、それを嫌と感じないようにルーティンに入れます。
または、嫌という感情の外に持っていきます。
他のことに気持ちを持っていくのも1つです。
勉強嫌いでもお友達と一緒だったら楽しいとか、そっち系に持っていきます。
そうすると変わっていく傾向があります。
楽しい感情の方が先に来るようになります。
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なので、お勉強嫌いでもこれだったら楽しいなというような環境を作り出す。
または、そのお勉強だけに特化してやらせてみます。
例えば、国語算数理科社会嫌いだけど昆虫だけ大好きという男の子がいれば、そっちだけまずやらせてみるとか、百人一首の恋愛観だけ好きという子がいれば、そこだけ生かして国語に広げていくとか社会に広げていくとかというような形をとるのもいいのかなと思います。
お勉強しませんとなったときに、そもそも「お勉強しなさい」と言う親御さんはお勉強していたのか。
していたのであれば、どういう状況でしていましたかというのが1つの考えるポイントです。
その時に覚えなきゃいけないこととか、それ以外のことってどうやっていましたか。
そもそもお勉強の重要度ってどのようにとらえていましたか。
子供のころにお勉強しないと社会に出たら困るという人はいません。
大人は言うと思います。
でも、大人になって社会に出てからそれは気づく事なので、その子も大人になってからじゃないと気づきません。
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僕も大人になってから、お勉強しておけばよかったなと思ったりします。
分からないものは分かりません。
ただ、分からないからやらなくていいというのも違うと僕は思うので、楽しい楽しくないの外側に持ってきちゃってやらせていくという形か、ルーティンに落とし込むか、楽しい環境を作り出してお勉強するとか、そういった仕組みを考えてみればいいのかなと思います。
楽しい環境というのは、お友達がいるのか、鬼滅の刃が好きであれば丹治朗、根津子などのキャラを使ってみるのもいいかと思います。
うんこドリルも1つです。
うんこって書いてあって、子供はくだらないなってゲラゲラ笑うから楽しいわけです。
象がうんこを2個しました。
それだけで笑います。
それで喜んでくれるならありだと思います。
こんな風に楽しい環境に落とし込むのもいいと思います。
いかがでしょうか。
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発達障害ラボ
室長 車重徳