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267【勉強】#137 うちの子は勉強したがりません。どうしたら良いのでしょうか。

皆さん、こんにちは。

 

発達障害ラボ室長の車重徳です。

 

さて、こんな質問を頂きました。

「子供が勉強したがりません。どうしたら良いのでしょうか。」

 

というものです。       

 

 

 

 

結論を言うと普通です。
僕も勉強嫌いでした。

多分、この質問者の方、勉強大好きで、 勉強したくてたまらなかった方なのかもしれないですね。

いや、勉強楽しい。

寝る間を惜しんで、勉強していたのかもしれないですが、 僕は勉強していなかったです。

嫌いでした。

 

だから、勉強したがらないっていうのは、僕から言わせると普通かなとは思います。

好きなことしかやらないとかもそうですが、それでいいのかっていうと、そうじゃないですね。
当然、勉強はした方がいいです。

 

子供には「なんで勉強するの?」って言われたら、「騙されないようにするためだよ」とか、「好きなことやるためだ」とかって言ったりしますが、その子に合う言い方をします。

勉強した方が、将来の幅が広がるっていうのはあります。

 

やりたいこととかコミュニティーも、多分これからメタバースの世界になっていって、今所属しているコミュニティーではないような、広がったコミュニティーで働くことになると思います。
あと、いくつものコミュニティに所属するっていうような形にもなると思います。

僕自身も会社も含めて、いくつかのコミュニティー所属しています。

 

その中のやりとりもありますし、自分でも今度作ろうとは思っているので、作ったら是非、ご案内させていただければとは思います。

その時に、様々な知識を持っていた方がいいのはいいんです。

 

 

 

 

結論は、勉強したがらないというのは当然だということです。

ではどうするのかというと、勉強したくなるような体制に持っていくか、もう嫌いとか好きとかじゃなく、ルーティンの中にねじ込みます。

だから、学校なんで行くのかっていうと、学校行ったら 好き嫌いかからずそのまんま勉強やらなくちゃいけないですよね。

その場にいるから。

 

学校授業出てます。

でも、スマホでゲームやっていますとか、switchでゲームやっています。

そんなのないじゃないですか。

なんか、一部Fランクって言っていいのかわかりませんが、大学でもあるみたいです。ね授業出て、ずっとゲームやっていても、教授何も言わないとかって、やっぱあるみたいです。

 

最近は、なんか大学の意味あるのかなって思います。

親は、何百万も出しているのに、なんかそれで、どうなんだろうって思います。

なんとも言いがたいですね。

 

 

 

それは置いておいて、要は、やりたい環境を導き出す、作り出すか、ルーティンにねじ込むっていう形です。

やっぱりなんでもかんでも、お金と重ねるのはよくはないんですが、とあるご家庭では、例えば学力テストで、その学年に何人在籍してるかによって変わりますが、50位以内に入りましょう。

50位以内入ったら、お小遣い500円アップします。

要は、勉強も子供の仕事っていう位置付けをしているんです。

仕事ってことは対価ある。
その対価、要は結果によって当然変わってくるよねっていうので、50位以内入ってお小遣いがアップします。

 

そしたら、野球選手も一緒ですよね。

成績上がれば年俸が上がる、成績下がれば年俸が下がるっていうのと同じです。

だから、そういった形で、それを勉強に持ち込んで50位以内入りました。

じゃあ次、30位以内入りました。

 

最終的に10位以内にまで入って、そこまで行くとやっぱり落ちたくないっていう意識が働きます。

子供の中で、落ちたくない、下がりたくないってなります。

それでもう何も言わずに勉強をするようになったっていう子います。

 

 

 

学習障害とかLDとか別です。

ただ、多くの子供が勉強わからない、やらないっていう、そういった子って、絶対的な勉強量が僕は不足している可能性もあるなと思います。
英単語覚えられない。

 

覚えられないって、じゃあ、何万回英単語の本を開いたんですか。

何回唱えたんですかって聞いたら、数回なんです。

それで覚えるわけないって話です。

覚えられない覚えられないって、100回唱えてから言ってくださいって話です。

 
または、記憶効率をいい形で学習を進めていくっていうのも大事です。

それがわかる方が、記憶効率が最も良い学び方、進ませ方っていうのがあるので、それに基づいた形でお勉強して、進めていくっていうのはありです。

 

まずは、絶対的な量が不足している可能性もやっぱり高いよねっていうところです。

とある子は、ゲーム買ってほしくて頑張って成績をあげた子もいました。

ゲームを買ってほしくて、勉強頑張りました。

頑張っているうちに、要は、わからないからやりたくない、わからないからつまらないってなります。
絶対的な量が増えて、わかるようになります。

わかるようになったら、ちょっとやっぱり面白くなります。

だって、解けるから。

 

 

 

 

面白くなっちゃって、ゲーム買ってもらったけど、ゲームやっていないっていう子もいました。
または、お勉強面白くなっちゃって、ゲーム買おうかって言った時に、なんか興味なくなったからいいやっていう風に変わった子もいました。
それはいい例です。

でも、やっぱりあります。

 

その時に自分自身で取り組めるような何かをどう作り出すのか。

その時にその子が信頼できる、または コーチングが必要だったりするので、一緒に並走できるような、または細かい指示出し、勉強のやり方も含めて教えてくれる人がいるといいです。

 

親も先生も、勉強やれやれっていうだけで、細かくその子にあったやり方の指導ってしてないんです。

もっと言えば、僕も教員免許持っていますが、様々な学習方法あるよなんて、どっからも教わってないです。

教員免許も、心理士の資格もありますが、勉強の細かいやり方って、当然どこでも習っていないので、自分で文献引っ張り出してきて、その中で考えていくしかないんです。

勉強のやり方が分かる方がいれば、その方の指示に従って、学習を進めていくっていうのは、ありじゃないかなと思います。

当HPでも研修について載せているのでよかったらご参加ください。

 

いかがでしょうか。

 

 

 

 

発達障害ラボ

室長 車重徳

 

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