WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査について学びたい方は、いつでも受講できる映像研修をご検討ください。
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発達検査室では、以下の検査を実施しております。
何を知りたいのかによって、受ける検査が異なります。
また、年齢やお子さんの状況によっても受ける検査が異なります。
※下記の検査名をクリックするとその検査のページにとびます。
お悩みの方は、気軽にLINEでご相談ください。
《発達検査室で実施している検査》
✅ウェクスラー式知能検査
・WPPSI-Ⅲ検査(2歳6ヶ月~7歳3ヶ月)
・WISC-Ⅴ検査(5歳0ヶ月~16歳11ヶ月)
・WAIS-Ⅳ検査(16歳0ヶ月~90歳11ヶ月)
✅日本版KABC-Ⅱ(2歳6ヶ月~18歳11ヶ月)
✅田中ビネー知能検査Ⅴ(2歳~成人)
✅新版K式発達検査(生後100日~成人)
✅遠城寺式乳幼児分析的発達検査(0歳~4歳7ヶ月)
《以下の検査は保護者への聞き取りでの検査》
✅Vineland-Ⅱ(適応行動尺度)(0歳~92歳11ヶ月)
✅SM社会生活能力検査(1歳~13歳)
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査は
子どもの問題行動や課題を明確にします。
例えば、勉強面でいうと
・なぜ、学校の勉強がなかなか定着しないのだろう
・なぜ、覚えてもすぐに忘れてしまうのだろう
・なぜ、漢字を覚えられないのだろう
・なぜ、ひっ算ができないのだろう
・なぜ、繰り上がりや繰り下がりが理解できないのだろう
などです。
または、日常生活で考えると
・なぜ、時間を守れないのだろう
・なぜ、約束を守れないのだろう
・なぜ、忘れ物ばかりするのだろう
・なぜ、物を大事に扱わないのだろう
・なぜ、よく物をなくすのだろう
・なぜ、片付けができないのだろう
ということの原因や理由を明確にします。
出張WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のお申込みは
※出張検査は約3ヶ月待ちです。
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WISC-V(Wechsler Intelligence Scale for Children, Fifth Edition)は、5歳から16歳の子どもの知能を評価するために使用される知能検査です。
この検査は、子どもの認知能力を多面的に評価し、個別の学習ニーズや強み、弱みを明らかにします。
以下に、WISC-V(ウィスク5)検査で分かる具体的な内容を説明します。
WISC-V(ウィスク5)検査は、言語理解、視空間、流動性推論、ワーキングメモリ、処理速度の5つの主要な指標得点から全体的な知能指数を算出します。
全検査IQ(FSIQ)は子どもの全体的な知能のレベルを示し、平均が100、標準偏差が15です。
例えば、FSIQが130の子どもは、知的に非常に優れていると見なされる一方、FSIQが70の子どもは知的障害の疑いがあると評価される可能性があります。
言語理解指標(VCI)は、子どもの語彙力、言語的な推論力、概念形成能力を測定します。
語彙(Vocabulary)に関しての下位検査では、子どもに単語の意味を説明させることで、語彙の豊かさと理解力を評価します。
言語理解指標(VCI)が高い子どもは、言葉を使って物事を理解し、説明する力が強いとされます。
例えば、読書や作文などの言語活動で優れたパフォーマンスを示すことが期待されます。
視空間指標(VSI)は、子どもの視覚的なパターン認識や空間的な問題解決能力を測定します。
積木模様(Block Design)では、子どもがブロックを使って図形を再現する能力を評価します。
視空間指標(VSI)が高い子どもは、図形や地図の読み取り、空間的な配置を理解する力が強いです。
例えば、数学の図形問題や幾何学、アート、デザインなどの分野での強みが期待されます。
流動性推理指標(FRI)は、子どもの抽象的な推論能力と問題解決能力を測定します。
行列推理(Matrix Reasoning)では、図形のパターンを見つけて論理的に欠けている部分を選ぶ能力を評価します。
流動性推理指標(FRI)が高い子どもは、未知の問題や課題に対して柔軟かつ創造的に対応できる力を持っています。
科学実験や新しい概念の理解など、革新的な考え方が必要な場面での強みが期待されます。
ワーキングメモリ指標(WMI)は、子どもの短期記憶とその情報を操作する能力を測定します。
数唱(Digit Span)では、数列を覚えて繰り返すといった検査を行います。
ワーキングメモリ指標(WMI)が高い子どもは、学習中に多くの情報を一度に処理し、組み合わせる能力が強いです。
例えば、算数の問題解決や読解の際に複数の情報を同時に処理する力が求められる状況で強みを発揮します。
処理速度指標(PSI)は、子どもの情報処理速度を測定します。
記号探し(Symbol Search)では、特定の記号を見つける速度と正確さを評価します。
処理速度指標(PSI)が高い子どもは、日常的な学習や作業を迅速にこなすことができるため、試験時間内に問題を解く力や、課題を早く正確に終える力が強いです。
WISC-V(ウィスク5)検査の結果をもとに、子どもの強みと弱みを特定し、それに応じた個別支援計画や個別教育プログラム(IEP)を作成します。
例えば、言語理解が強く、ワーキングメモリが弱い子どもには、視覚的な学習ツールを多用するなどの戦略が有効です。
例えば、言語理解指標(VCI)が高く処理速度指標(PSI)が低い子どもには、口頭での説明を重視しつつ、課題の提出期限を延ばすなど、スピードよりも理解を重視した学習環境を提供することが推奨されます。
WISC-V(ウィスク5)検査は、知的能力だけでなく、子どもの心理的および感情的な状態についても間接的に示唆を与えます。
例えば、流動性推理(FRI)が高いがワーキングメモリ(WMI)が低い場合、学習における不満やストレスが高まりやすいことが考えられます。
このような場合、スクールカウンセラー(SC)と連携し、子どもの心理的なサポートを強化することで、ストレス管理や自己効力感を高めることが重要です。
WISC-V(ウィスク5)検査は、子どもの知能を多角的に評価し、学習能力、問題解決能力、記憶力、情報処理速度などの特性を明らかにします。
この情報をもとに、個別の学習プランや支援策を設計することで、子どもの教育的、心理的ニーズに合わせた最適なサポートを提供することが可能です。
上記を通じて、WISC-V(ウィスク5)検査の結果がどのように子どもの強みと弱みを特定し、適切な教育と支援を計画するために利用できるかを理解することが重要です。
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