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016【WISC-Ⅳ】WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の資格要件


 

WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査を
自分で実施できるようになりたい



という方は
非常に多いと思います。



WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査は
誰でも気軽に
実施できる検査ではありません。

 



では、WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査を
実施するにあたっての
資格要件などはあるのでしょうか。

 



今回は、WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査を
実施する際に必要な資格について
ご説明いたします。

 

 

 

《WISC-Ⅴ検査の低い指標の伸ばし方はこちらから》

 

 



【WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査をとって良いのは?】

WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査は
心理士でないと
とってはいけないという人がいます。



ここで言う心理士とは
・公認心理師
・臨床心理士
でしょう。



公認心理師は、2015年に
公認心理師法が成立して



2017年に施行された
かなり新しい心理職のための
国家資格です。

 



一方、臨床心理士は1988年からある
民間資格です。


臨床心理士が民間資格だということを
知らない人はきっといるでしょうね。

それが、待望の国家資格化したのです。

 

 

 

《発達障害児の支援方法について学びたい方はこちらから》

 

 

 


【WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査の検査者レベルとは?】


WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査を
管理監督している日本文化科学社
WISC-Ⅳ検査の検査者レベルというものを
定めています。



その検査者レベルは
3段階 (A、B、C)に分かれていて
検査によって異なるのですが



WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査は
最難易度である
検査者レベルCとされています。




では、検査者レベルCの
内容はどうなっているのでしょうか。

 



検査者レベルCは

・保健医療、福祉、教育等の専門機関において
心理検査の実施に携わる業務に従事する人
(レベルA)

かつ

・大学院修士課程で心理検査に関する
実践実習を履修した方
もしくは
心理検査の実施方法や倫理的利用について
同等の教育、研修を受けている方
(レベルB)

かつ

・心理学、教育学または関連する分野の博士号、
心理検査に係る資格(公認心理師、臨床心理士、
学校心理士、臨床発達心理士、特別支援教育士)、

または

医療関連国家資格(医師、言語聴覚士等)の
いずれかを有する方、

あるいは

国家公務員心理職(家庭裁判所調査官等)、
地方公務員心理職(児童心理士等)の職で
心理検査の実施に携わる方。

(レベルC)


とあります。

 

 

 

《WISC-Ⅴ検査を自分で実施したい人はこちらから》 

 

 


皆さんは、検査者レベルCに

該当しましたか?

 

 

 

ご質問は発達障害ラボまで
LINEにてお問い合わせください。

 

 

★★

発達障害ラボ

車 重徳