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047【WISC-Ⅳ】WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査で分かること

 

小中学校に子どもを通わせていると

さまざまな問題が発生することがあります。

 

 

そして、問題行動が連続して

発生すると担任の先生は、

 

「子どもにWISC-Ⅳ検査を受けさせないか?」

 

とWISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を勧めてくるのです。

 

 

では、そのWISC-Ⅳ(ウィスク4)検査で

いったい何が分かるのでしょうか。

 

 

 

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WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査は、

その子に発達障がいがあるのかどうかを

調べる検査ではありません。

 

 

世間的には

 WISC-Ⅳ検査 = 発達障がい

と思っている人も多いと思います。

 

 

しかし、実際には

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査は

 

・その子どもの得意なところ

・その子どもの苦手なところ

 

を調べるための検査なんです。

 

 

 

では、なぜ、子どもの

得意なところ、苦手なところを

調べるのでしょうか。

 

 

もし、子どもの問題行動があるのであれば

その問題行動の理由が

WISC--Ⅳ(ウィスク4)検査で分かります。

 

 

 

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【WISC-Ⅳ検査と問題行動の関係はどうなの?】

 

例えば、子どもがお友だち関係で

苦労しているとします。

 

 

その原因をWISC-Ⅳ(ウィスク4)検査で

ひも解いていくのです。

 

  

 

お友だち関係がうまくいかない原因は

大別すると2パターンになります。

 

それは、

1)ミスコミュニケーション

2)場の空気が読めないか人の気持ちが推察できない

です。

 

 

お友だち関係がうまくいかない原因は、

上記の1なのか2なのか、

それをWISC-Ⅳ(ウィスク4)検査で

調べるのです。

 

 

 

そのため、お友だち関係が

うまくいかない原因を

 

「〇〇くんが意地悪した」

とか

「〇〇くんがバカって言った」

とか

「〇〇くんがゲームを返してくれない」

とかいった

 

表面的な理由で捉えないのです。

 

 

 

根本的な原因を探ると

その対処方法やトレーニングで鍛えるべき能力も

見えてくるのです。

 

 

 

先ほど、お友だち関係が

うまくいかない原因が

ミス・コミュニケーションにあった場合、

 

 

考えられる能力的な原因は

・単語力不足している

・言語の抽象的概念の理解ができない

・一般常識がズレている

・聴覚的な短期記憶力が低い

・頭の中の情報の整理統合が苦手

になります。

 

 

もし、単語力が不足しているのであれば

単語をインプットすれば良いのです。

 

 

 

もし、言語抽象的な概念の理解が

あまり得意ではないのであれば、

そのトレーニングをすれば良いのです。

 

 

本当のWISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の

活かし方は、こういう風にやるのです。

 

 

 

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しかし、多くの臨床心理士さんや

公認心理師さん、学校の先生は、

 

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の凸凹が大きい

だから「生き辛い」だけで終わらせたり、

 

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査のアップダウンが大きいから

特別支援学級に行った方が良いなど、

 

ひどく短絡的にWISC4(ウィスク4)検査の

結果を捉えているのです。

 

 

 

しかし、実際は、

そんな簡単に検査結果を捉えるのではなく

子どもの能力を鑑みた上で

 

問題行動などの原因を探り

環境調整やトレーニングを施すのです。

 

 

では、また。。。

 

 

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発達障害ラボ

車 重徳