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052【WISC-Ⅳ】WISC-Ⅳ検査のVCI(言語理解指標)の伸ばし方


言語能力が低いと


・コミュニケーションがとれない

 

・口頭の指示が入らない

 

・文章を読んでも理解できない

 

なんてことがあります。

 

 


今の時代、言葉を介さないと
色々と不都合ですよね。

ジェスチャーだけでの意思疎通、

想像しただけでも

不便極まりないですね。

 

 

では、VCI(言語理解指標)が低い子は

言語でのコミュニケーションは

できないから諦めるしかないのでしょうか。

 

 

 

いえいえ、諦める必要はありません。

 

なぜなら、VCI(言語理解指標)は伸ばすことができるからです。

 

 

 

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【VCI(言語理解指標)の下位検査の構成とは…】

 

VCI(言語理解指標)の下位検査ですが、

・類似

・単語

・理解

が基本検査であり

 

・知識

・語の推理

が補助検査となります。

 

 

なお、基本検査は必ずとらないといけない検査で

保持検査は必要であれば

とった方が良い検査になります。

 

 

 

さて、VCI(言語理解指標)を伸ばすということは

・類似

・単語

・理解

を伸ばすということになります。

 

 

上記3つの中で

一番最初に取り組むべき項目は

・単語

なのです。

 

 

VCIを伸ばすのであれば

まずは、単語からなのです。

 

 

 

日常会話で使うとか使わないとかは

関係ありません。

 

 

まずは、たくさんの単語を

どんどん覚えさせてください。

 

 

 

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その際には、注意があります。

 

 

単語を覚える際、

辞書的定義を踏まえた

単語の「意味」を入れてください。

 

 

辞書的定義は何なのかというと

辞書に書いてあるような意味

ということです。

 

 

分かりやすくいうと

「象」という単語の意味として

「パオーン」は当てハマらないということです。

 

 

 

「馬」も「ヒヒーン」ではないのです。

 

 

例えば、「象」を調べると

 

陸上の動物のうちで、最も大きい獣。

鼻が長く、牙(きば)が大きい。

飼いならされて労役をするおとなしいインド象と、

性質が荒いアフリカ象とがある。

 

 

を記載されています。

 

 

このように「単語」とその「意味」を

記憶させていってくださいね。

 

 

 

さて、少し長くなってしまいました。

 

VCI(言語理解指標)の類似や理解の伸ばし方は

また、別の記事に書きましょう。

 

 

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発達障害ラボ

車 重徳