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066【WISC-Ⅳ】WISC-Ⅳ検査のPSI(処理速度指標)の伸ばし方

 

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査は、FSIQ(全検査IQ)は

・VCI(処理速度指標)

・PRI(知覚推理指標)

・WMI(ワーキングメモリ指標)

・PSI(処理速度指標)

で構成されています。

 

 

 

その中で、もっとも伸ばしにくい指標が

PSI(処理速度指標)

になります。

 

 

 

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PSI(処理速度指標)とは、ざっくり言うと

・作業スピード

・同時処理力

・短期的な視覚記憶

・目と手の協応作業

ということになります。

 

 

 

なぜ、PSI(処理速度指標)が伸ばしにくいのかというと

それは、その子がもともと持っている作業スピードは

なかなか上がらないからです。

 

 

 

もっと言えば、

もともとスローリーな子でのんびり屋な子は

何か重大事件があっても

スローリーな子でのんびり屋である可能性が高いからです。

 

 

 

では、そんなPSI(処理速度指標)はどうやって伸ばすのでしょうか。

 

 

PSI(処理速度指標)で使用する能力を分解します。

その分解した能力は、伸ばすことが可能になります。

 

 

実際にPSI(処理速度指標)は

・視覚の選択的注意力

・視覚認知力

・視覚記憶力

・目と手の協応動作能力

という能力に分解できます。

 

その各々の能力を鍛えていけば良いのです。

 

 

 

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では、視覚の選択的注意

どうやってトレーニングをすれば良いのでしょうか。

 

 

選択的注意というものは

たくさんあるものの中から必要なものを見つけ出す

という能力でもあります。

 

 

また、視覚認知力とは

視覚に入れた情報をそれをそれと認識する力を指します。

 

 

 

たくさんあるものから必要なものを見つけ出すということは、、、

 

そうです。

・ウォーリーを探せ

・ミッケ

・ひょっこりはん

 

これらの本で、その子の選択的注意力を伸ばすことができるのです。

 

 

その他のトレーニングもあります。

 

 

それは、また別の記事で書きますね。

 

お待ちください。

 

 

 

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★★

発達障害ラボ

車 重徳