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081【WISC-Ⅳ】コミュニケーションとWISC-Ⅳ(ウィスク4)の関係は?

 

皆さん、こんにちは。

 

 

発達障害ラボの車重徳です。

 

 

 

こんな質問をいただきました。

 

 

うちの子はコミュニケーション苦手です。

 

 

 

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査

コミュニケーションが苦手かどうかが

分かるのでしょうか。

 

 

今回は、この質問にお応えいたします。

 

 

 

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さて、いきなり回答です。

 

 

コミュニケーション

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査

大きく関係しています。

 

 

コミュニケーションが苦手な子は

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査における

 

・VCI(言語理解指標)

・PRI(知覚推理指標)

・WMI(ワーキングメモリ)

 

のいずれかが低いことが多いです。

 

 

 

多くの心理士さんは

 

コミュニケーションが苦手

VCI(言語理解指標)が低い

 

としてしまいますが、

実は、VCIだけではなく、

 

コミュニケーションには

PRIWMIも関係しているのです。

 

 

 

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コミュニケーションにおいて

その行動を要素分解しましょう。

 

 

そうすると下記のようになります。

 

 

①相手の言葉を聞く

 ▼ 

②記憶する

 ▼

③意味を理解する

 ▼

④自分の考えをまとめる

 ▼

⑤回答する

 

 

 

相手の言葉を聞くには

聴覚の選択的注意が必要になります。

 

 

 

そして、その言葉を

聴覚記憶します。

 

 

言葉の内容を理解するには

単語力指示代名詞の理解一般常識

が必要になります。

 

 

 

そして、相手の言葉を受けて

自分の考えをまとめます。

 

 

最後にその考えを言語化します。

 

 

 

こういったプロセスが

コミュニケーションでおこなわれているのです。

 

 

そのためコミュニケーションには

・VCI(言語理解指標)

・PRI(知覚推理指標)

・WMI(ワーキングメモリ)

が必要なのです。

 

 

 

このことは、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査結果

理解研修 初級でお話しています。

 

詳しく知りたい方は

是非、研修を受講なさってくださいね。

 

では。。。

 

 

 

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★★

発達障害ラボ

車 重徳