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082【WISC-Ⅳ】ワーキングメモリが低いとどうなるのか?

 

皆さん、こんにちは。

 

 

発達障害ラボの車重徳です。

 

 

こんな質問をいただきました。

 

 

先日、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査

受けました。

 

 

ウチの子、WMI(ワーキングメモリ)が低いのですが、

WMIが低いとどんな問題があるのでしょうか。

 

 

 

今回は、この質問にお応えいたします。

 

 

 

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さて、早速、結論です。

 

 

WMI(ワーキングメモリ)は

聴覚短期記憶になります。

 

 

WMIの数値が低いということは

からインプットした情報

抜け落ちるという可能性が高いことを

意味しています。

 

 

 

WMIの当該年齢レベルの平均値

100になります。

 

 

 

その100を基準として

100よりも下がれば下がるほど

口頭の指示だけでは

何も記憶として残らない可能性が高い、

ということを意味します。

 

 

 

可能性としたのは

好きなことや興味のあることであれば

WMIの数値が低かったとしても

記憶できる場合があるからです。

 

 

 

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さて、ではWMI(ワーキングメモリ)が

低い子どもは

どうサポートすれば良いのでしょうか。

 

 

WMIが低いということは

聴覚からの情報が

記憶として残らないということなので

 

結論としては

視覚情報を取り入れる

ということになります。

 

 

 

例えば、口頭の指示

「〇〇をやりなさい」

と伝えるとします。

 

 

 

同じ「〇〇をやりなさい」という

文字を紙に書きだし

どこか目に付く場所に貼っておく

などです。

 

 

 

もしくは、メモをして

いつでも目に入る場所に

置いておくのも効果的です。

 

 

 

または、スマホを持っている子であれば

LINEに送っておく、

というのもよくやります。

 

 

 

とにかく聴覚だけでなく

他の方法も使って

記憶から抜け落ちないように

しましょう、

ということなのです。

 

 

 

その他の方法もあります。

 

 

 

それは、また別の機会に

書きましょう。

 

では。。。

 

 

 

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★★

発達障害ラボ

車 重徳