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092【発達障害】子どもの極端な考えを変える方法とは?

 

皆さん、こんにちは。

 

 

発達障害ラボの車重徳です。

 

 

 

こんな質問をいただきました。

 

ウチの子は、強いこだわりがあります。

 

 

 

そのこだわりを改善しないと

実際の生活を送るのも困難です。

 

 

 

どうやってこだわりを

変えていけば良いのでしょうか。

 

という質問です。

 

今回は、この質問について

お応えいたしましょう。

 

 

 

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ASD(自閉症スペクトラム)傾向

子どもは

往々にして

強いこだわりがあったります。

 

 

そのこだわりのせいで

行動を制限され

 

自分で自分の世界をせばめ

生きにくい世の中

してしまっていたりもします。

 

 

 

さて、そのこだわりを

どうやって取り除くのか。。。

 

 

 

まず、一つめは

本人のこだわりを

さらに大きなこだわりで覆い

 

本人のこだわりを矮小化させる

というテクニックです。

 

 

 

要は、問題の視点を

変えるのです。

 

 

 

これは、実際に私も

現場で実践していました。

 

 

例えば、狭い部屋には入れない

という子どもがいたとします。

 

 

しかし、それ以上に

女の子と同じ部屋にいれば

安全だという価値観

植え付けるのです。

 

 

 

結果、その結果、

女の子がいる>狭い部屋

という図式を作り

 

結果として、狭い部屋に

入れるようになった、

というような事例です。

 

 

 

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もう一つの手法としては

認知行動療法の実践です。

 

 

その子どもの

強いこだわりは

自動思考によって

生まれています。

 

 

 

なぜ、そういった思考になるのかを

ひも解いていき、

その思考の矛盾点

気付かせていくのです。

 

 

そして、正しい思考に導いていく、

というのが認知行動療法なのです。

 

 

 

その強いこだわりを

認知の歪み

呼んだりしています。

 

例えば、

 

勉強が難しい

自分は勉強ができない

勉強ができないと恥ずかしい

勉強ができないと友だちにバカにされる

バカにされたくない

学校に行かない

 

このような自動思考

発生していた場合、

 

この自動思考の歪みというか

極端な考えを

自分で気づかせていくのです。

 

 

 

これが認知行動療法なのです。

 

 

子どもの今の状況は

取組み次第で

変えることは可能です。

 

 

 

しかし、がやるのか、

どのタイミングでやるのかの

思考は大事かもしれません。

 

 

 

ベストなタイミングで

ベストの人選

チャレンジしてみてくださいね。

 

 

では。。。

 

 

 

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★★

発達障害ラボ

車 重徳