097【WISC-Ⅴ】WISC-Ⅴ検査の補助指標って何?

 

皆さん、こんにちは。

 

 

発達障害ラボの車重徳です。

 

 

 

さて、2月10日(木)には

念願のWISC-Ⅴ(ウィスク5)検査

発売になります。

 

 

 

そのWISC-Ⅴ検査では

5つの指標得点以外に

補助指標というものが

出てきます。

 

 

 

今回は、その補助指標と

各々の下位検査について

書いていきましょう。

 

 

 

 《WISC-Ⅴ検査の低い指標の伸ばし方はコチラから》

 

 

今回、新しく加わる補助指標は

以下の5つになります。

 

 

その5つとは

・QRI(量的推理)

・AWMI(聴覚ワーキングメモリ)

・NVI(非言語性能力)

・GAI(一般的知的能力)

・CPI(認知熟達度)

です。

 

 

 

・GAI(一般的知的能力)

・CPI(認知熟達度)

においてはWISC4検査にも

ありますよね。

 

 

 

しかし、あまり活用している

臨床家は少ないようです。。。

 

 

では、その補助指標5つの構成は

どうなっているのでしょうか。

 

 

補助指標を構成している

下位検査を書いていきます。

 

 

 

《発達障害児の対応方法を学びたい方はコチラから》

 

 

 

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の

補助指標を構成している

下位検査は下記になります。

 

 

 

・QRI…バランス、(算数)

・AWMI…数唱、(語音整列)

・NVI…積木模様、パズル、(行列推理)、バランス、絵のスパン、符号

・GAI…類似、単語、積木模様、行列推理、バランス

・CPI…数唱、絵のスパン、符号、記号探し

 

 

ちなみに上記一覧の(カッコ)の下位検査は

補助検査になります。

 

 

 

もし、補助検査をとらないのであれば

・QRI…バランス

・AWMI…数唱

・NVI…積木模様、パズル、バランス、絵のスパン、符号

・GAI…類似、単語、積木模様、行列推理、バランス

・CPI…数唱、絵のスパン、符号、記号探し

となります。

 

 

 

QRIやAWMIは

下位検査が1つになってしまいます。

 

 

そうなるときっと

QRIやAWMIの正しい数値は

判明しないかもしれませんね。

 

 

 

また、QRIやAWMIは下位検査が

2つあるのに対し

 

NVI(非言語性能力)は下位検査が6つ、

GAI(一般的知的能力)は下位検査が5つ、

CPI(認知熟達度)は下位検査が4つ、

となりますね。

 

 

 

下位検査の数が多いと

読み取りは難しくなるかもしれません。

 

 

 

そういったことまで含めた

WISC5検査の解釈方法は

気になるところです。

 

 

 

とにかく、全ては

WISC-Ⅴ検査が発売されてから

判明することです。

 

 

 

2/10(木)の発売日を待ちましょう。

 

では。。。

 

 

 

《WISC-Ⅴ検査のとり方を学びたい方はコチラから》 

 

 

 

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発達障害ラボ

車 重徳