103【WISC-Ⅴ】WISC-Ⅴ検査は7つの下位検査でFSIQが出せる!?

 

皆さん、こんにちは。

 

 

発達障害ラボの車重徳です。

 

 

11年振りに改定された

ウェクスラー式の知能検査。

 

 

 

その最新の検査である

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査

FSIQについて説明していきましょう。

 

 

  

 《WISC-Ⅴ検査の低い指標の伸ばし方はコチラから》

 

 

WISC4検査の下位検査は

全部で10あります。

 

 

その10の下位検査は

・類似

・単語

・理解

・積木模様

・絵の概念

・行列推理

・数唱

・語音整列

・符号

・記号探し

になります。

 

 

 

しかし、10の下位検査になると

それなりに検査時間がかかってしまいます。

 

 

 

障害が強めに出ている子は

検査時間の90分

集中して椅子に座っていることは

きっとかなりの努力を要するでしょう。

 

 

 

そこで、そういった障害が

強めに出ている子でも

WISC-Ⅴ検査において

FSIQ(全検査IQ)は出せるように、

 

負担軽減として

下位検査7つで全検査IQ(FSIQ)が

WISC-Ⅴからは出せるようになったのです。

 

 

 

《発達障害児の対応方法を学びたい方はコチラから》

 

 

 

では、WISC-Ⅴ検査において

FSIQ(全検査IQ)を出すための

7つの検査とは

いったい何なのでしょうか。

 

 

 

以下に列記します。

 

 

 

・類似

・単語

・積木模様

・行列推理

・バランス

・数唱

・符号

 

 

しかし、子どもの詳細な能力を把握するためには

指標得点を出す必要があります。

 

 

 

その指標得点をちゃんと出すには

やはり下位検査を10実施する必要があります。

 

 

 

そのため、下位検査7つで

全検査IQ(FSIQ)を出すのは

障害が強めの方のための対策、

だと考える必要があるかもしれません。

 

 

 

WISC-Ⅴ検査の研修は

すでにいくつか完成しています。

 

 

 

まずは、

「WISC-ⅣとWISC-Ⅴ検査の違いと考察」

研修を受講してみてくださいね。

 

 

 

また、WISC-Ⅴ検査のとり方研修

近日中に実施します。

 

 

 

もう少し、お待ちください。

 

では。。。

 

 

 

 《WISC-Ⅴ検査のとり方を学びたい方はコチラから》 

 

 

 

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発達障害ラボ

車 重徳