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188【勉強】#57 小学校に入学するにあたり、支援級か普通級かで迷っています

皆さん、こんにちは。

 

発達障害ラボ室長の車重徳です。

 

さて、こんな質問を頂きました。

「今うちの子は、来年小学校に上がります。特別支援学級、支援級か普通級か迷っています。どうすればよいのでしょうか?」

 

というものです。

 

 

 

 

支援級がいいか普通級がいいかって結構多くの方からご質問頂きます。

すごく大きな選択肢です。

そもそも普通級、支援級選ぶ前に就学前相談というのがあると思います。

第一回目が大体6月、秋ぐらいに2回目、最終的なものが12月くらいにあって年明けに決まるといった感じだと思います。

 

最終的には親御さんがどこに行かせたいかっていう事と、教育委員会には必ず教育研究所というところがあるので、それが教育委員会側がどうしたいのかで変わってきます。

そもそもとして、就学前相談で普通級いけるかどうかっていうことを考えるのにポイントがあります。

 

普通級行かせるのであれば、このポイントってどうなのっていうところがあるんです。

これこなせるの?というのがあります。

 

何ができていれば普通級に行けるのでしょうか?

 

2つあります。

1つはちゃんと座っていられるか、2つ目は先生の指示を理解して行動できるかです。

よく多くの親御さんが間違うのは、お勉強面でついていけるかどうか心配される方いるのですが、お勉強って小学校に入ってからやります。

平仮名もカタカナも漢字も小学校に入ってからです。

僕は保育士の資格も持っていますが、保育指針にもありますがお勉強をさせるとか漢字書けるようにとか、名前ぐらい書けるようにとかそんなこと幼稚園、保育園ではどうだっていいです。

できる必要がそもそもないです。

 

では、何が必要かというと座っていられるかです。

小学校であれば45分間座っていられますか、45分間ただただ座らせるような馬鹿なことはしませんが、座っていることができるか、そして先生の指示に従って行動できるかどうかの2点です。

 

それさえクリアできれば、普通級で僕はいいと思います。

 

 

 

 

もし可能性があるのであれば、普通級を僕はなるべくお勧めしています。

なぜかというと、普通級でうまくいかなくて問題行動がありました。そこで支援級に行くというのはさほど難しくありません。

普通級から支援級または交流学級を使って、国語算数とかは支援級にいて体育とか図工とかは普通級で受けるとかそういった方法もあります。

交流学級を設けているところもあれば、どこの教室で授業受けますかと選べるような選択肢を出してくれるところもあります。

または、言語や言葉に対しての何かがあるのであれば、言葉の教室とかに行かしてくれたりもします。

 

ただし、支援級に最初に行ってしまうと支援級から普通級に行くのって結構難しかったりします。

市区町村によって異なります。

まず上がるのが、お勉強ついていけますかというところです。

特別支援学級は国語算数理科社会ってぶっちゃけやらなくていいんです。

やるやらないは先生の自由です。

 

だから最もひどい支援学級で何をしていたかというと、お絵かきと歌うたう事と体育しかやっていませんでした。

小学校6年間、ほぼほぼ鉛筆を持って文字を書くことをやらない支援級もあります。

それも違法ではなくて、やる必要がないっていう法律が出来上がっています。

だから、通知表5~1はつかないです。

小学校6年で特別支援学級だと、中学校でもほぼほぼ支援学級です。

中学校で支援学級に入ると、中学のほうがさらに支援級から普通級に行くのが難しくなります。

最終的にどうなるかというと、中3支援学級だと、普通の高校はいけません。

私立の全日制の高校も行けません。

なぜなら、特別支援学級だと通知表で5~1がつかないからです。

 

 

 

 

特別支援学校というのは、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、通知表で5~1はありません。

生活態度みたいなものだけです。

そのため、評定がありません。

どこも評定平均というのが、公立でも私立でも必要です。

評定がないために行けません。

 

どうするのかというと、選択肢は多くの人が特別支援学校を選びます。

特別支援学校に行くということは、そもそも高校ではありませんので高卒資格になりません。

特別支援学校卒になります。

もっと言ってしまえば、特別支援学校卒の子は変な言い方をすると一生障碍者として生きていきます。

履歴書には必ず~学校卒業って書きますよね?

支援学級レベルだとそこまで書きません。

しかし、支援学校であれば~県立特別支援学校卒業です。その経歴というのは一生残ります。

ということは、特別支援学校卒業=障害児=障碍者になるってことは、一生障碍者の可能性が出てきてしまいます。

それがいい、悪いではなくベストの方もいます。

 

しかし、そうじゃないグレーゾーンと言われる子がそういう道筋をたどるのは、僕はどうなのかな、もしかしたらもったいないこともあるんじゃないのかなっていう風に思います。

 

小学校は就学前相談を受けたうえで、たかが小学校と思うかもしれませんが、小学校をどこをどうやって選ぶかによって子供の未来、一生に関係する未来の選択肢が決まってしまう可能性があります。

子供の生き方すべてが小学校のどこのクラスを選ぶかで決まる可能性があるんです。

そう考えるとしっかり、信頼を置ける人に相談したうえで考えていただいた方がいいんじゃないかなと思います。

 

いかがでしょうか。

 

 

 

発達障害ラボ

室長 車重徳

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