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557【不登校】不登校の子どもが暴れてしまい、身の危険を感じてしまう場合の対応とは

不登校の子どもが暴れてしまい、親や家族が身の危険を感じるような状況は、非常に切迫した状態であり、まず何よりも優先すべきは「安全の確保」です。

 

子どもを説得することや問題の原因を追及することよりも、物理的な安全を守ることが最優先です。

 

危険を感じるほどの暴力や破壊行為がある場合は、同じ空間に無理にとどまらず、距離を取り、刺激を減らし、必要であれば安全な場所へ避難することも選択肢です。

 

親が恐怖を抱えたまま対峙し続けることは、状況を悪化させやすく、家庭内の緊張を高めます。

 

 

暴れてしまう背景には、強い不安、抑うつ、自己否定感、将来への恐怖、発達特性による感情調整の困難などが複雑に絡んでいることが少なくありません。

 

不登校の状態が長引くと、「外に出られない自分」「期待に応えられない自分」への怒りが内側に蓄積し、それが爆発的な形で表れることがあります。

 

声掛けや登校の話題が引き金となり、防衛反応として攻撃的になることもあります。

 

しかし、理由があるからといって暴力が容認されるわけではありません。

 

安心を提供しつつも、「暴力は受け入れられない」という境界線を明確に示すことは不可欠です。

 

 

家庭内で対応が難しい場合は、決して一人で抱え込まず、外部の支援を求めることが重要です。

 

精神保健福祉センター、児童相談所、医療機関、スクールカウンセラーなどに早期に相談することで、客観的な助言や具体的支援を受けることができます。

 

場合によっては警察への相談も、安全確保のための選択肢となります。

 

これは子どもを罰するためではなく、家族全体の命と安心を守るための行動です。

 

 

また、暴れていない落ち着いた時間帯に、直接的な問題解決を急がず、安心感を積み重ねる対話を少しずつ行うことが重要です。

 

生活リズムの改善や小さな役割の付与など、外の世界への橋渡しを段階的に進めます。

 

いきなり登校や将来の話をするのではなく、まずは心身の安定を優先します。

 

 

親自身も強いストレスを受けています。

 

自責の念に陥る必要はありません。

 

不登校と暴力は、単一の原因ではなく複合的な要因によって起こります。

 

安全を守り、外部とつながり、焦らず段階的に回復を目指すことが現実的な道です。

 

暴力に耐え続けることは解決ではありません。

 

まずは安全、そして支援へつなぐ勇気が、状況を改善する第一歩となります。

 

 

 

発達障害ラボ

車 重徳

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